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教師が変わる.授業が変わる.子どもが変わる


   

「聴く」習慣づくり

「聴く」とは「違いを聴く」ということで、そのように課題をもつことが集中につながるのです。

 「自分との違い」を発見する課題をもたせる

 「『聞く』は『自然に聞こえること』で、『聴く』は「集中して自分から内容を理解すること』。
いつもお友達が発言したら、集中して『自分との違い』を見つけよう!」
 友達の発言を聴かせるために「しっかり聴きなさい」と言うだけでは、形だけの押しつけで、効果は上がりません。
人間が集中するためには、課題が必要です。
 『友達の意見から何かを発見し、自分の意見に生かすために、友達と自分の違いを聴く』という課題を子どもにもたせ続けることが、特に重要です。

「対応の習慣」をつけさせる

 「誰かと話すとき、その人を見てうなずいたり、相槌をうったりしないと、無視することになる。
授業も全く同じ。相手を大事にするなら、反応をしよう!」

積極的に聴く

 誰かが問題を出したり、意見を出したりした時には、いつでも自分に向けられて発せられたものと考えて、
その意見に対して、
@肯定か否定を表明する 
A自分の意見をつぶやく 
などの対応を必ずさせることが重要です。

 反応のパタ−ンとして、
「うん」という相槌、
「ええっ?」という疑問・驚き、
「ああ!」という納得など、いくつか教えるのも一つの手です。

これだけでも、聴く側のより積極的に参加と、話す側のより積極的な発言を期待でき、一石二鳥です。


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